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2005年08月09日
ライ麦畑でつかまえて
他の分野はいざしらず、日本の文学は明らかに世界の中で秀でたものの一つである。
自然科学では足をひっぱっている日本語のあいまいさというのが、文学においては有効である。
それは、もともと言葉にすることなどできない感情を、無理やり言葉に押し込めるという作業をへて文学が誕生しているからだ。
以上のことから、音楽や科学で諸外国に引けをとっても、文学だけは・・・と僕は誇りに思っていた。
しかし、サリンジャーを読んだ瞬間に、この誇りはくだけちった。
その文体、比喩、リズム、論理といったら・・・
あきらかにサリンジャーを意識した作家達(森博嗣氏など)はたくさんいる。
でも誰一人として、オリジナルの足元にも及ばない・・・
くやしいけど、これは島国では生まれない感情から生まれた言葉達ですね
投稿者 yamada : 2005年08月09日 23:58